腸内洗浄 問題点 危険性

汚れた腸が病気をつくる

腸内洗浄はクセになる?

便秘の解消やデトックス、美肌といいこと尽くめの腸内洗浄ですが、問題点もあります。 よく指摘される腸内洗浄の問題点は、「くせになる」「自力排便ができなくなる」点です。

このデメリットについては、専門家でも意見が分かれているところですが、 腸内洗浄は、腸内に洗浄液を入れて、排便を強制することです。 ずっと頑固な便秘に悩まされてきて、病院のお世話になってきたようなひどい便秘の人は、 腸内洗浄が最後の手段ということもあるでしょう。

しかし、市販の便秘薬を飲めば、便秘が解消される人や、元々便秘でない人が、 頻繁に、腸内洗浄を行うと、大腸が刺激に鈍感になって、 自然な便意を起こしにくくなると言われています。

反対に、腸内洗浄を頻繁に行ったため、腸の粘膜が過敏になり、 1日に何度も排便が起こるようになってしまう場合もあるようです。

自宅で行う腸内洗浄の危険性とは?

また、腸内洗浄の器具の使い方にも問題点があります。 病院やクリニックで、専門的な知識のある人に行ってもらえば、安心なのですが、 現在は、自宅でできる腸内洗浄キットが市販されています。

チューブを奥まで入れすぎてしまったために、腸の粘膜を傷つけてしまったり、 最悪の場合は、腸壁に穴を開けてしまったりすることもあるのです。 腸壁に穴を開けてしまうと、便が大腸から飛び出して、おなかの中に広がり、 便の細菌による感染が起こってしまいます。

自宅で行う場合は、器具の衛生面の問題点も挙げられます。 大腸は不要物がたまる場所とは言っても、内蔵の一つ。 不衛生な器具を使って腸内洗浄を行うと、感染症を起こしてしまう危険性もあるのです。

海外では、腸内洗浄による死亡例や、アメーバ症が広がったなどの報告があり、 米国医師会誌のJournal of American Medical Association(JAMA)誌にも掲載されています。

腸内洗浄は、専門的な知識を持った人に、きちんと行ってもらうならば、安心ですが、 腸内洗浄キットを自宅で自分で使って行う場合は、リスクもあるということです。


自宅で簡単腸内洗浄